電車の本数・編成数が多い区間から少ない区間へ乗り換える場合

電車の本数・編成数が多い区間から少ない区間へ乗り換える場合における
電車に確実に座る方法(乗換のコツ)を教えます。


下の挿絵のように接続・連絡に最適な列車から乗り換える場合、
ある程度席が埋まっていて、さらに乗り換え客も多いことから座れないこともあるが、
接続列車よりも1本前の列車を利用すれば、
あまり人は来ていない上に乗り換え客も少ないことから、
ほとんどの場合は座ることができます。

 

首都圏から離れる場合や、札幌・名古屋・大阪といった大都市圏から離れる場合、
郊外の駅で列車の本数・編成数が多い区間から少ない区間へ乗り換えるケースが多く、
だいだいこの条件に当てはまります。

では、いくつかこの条件に該当する具体的な事例を挙げていきます。

 

■東北本線黒磯から郡山方面行きに乗り換える場合

宇都宮~黒磯…211系・E231系5両編成(一部10両編成有り) 1時間に2本程度
      ↓
黒磯~郡山…701系・719系・E721系2両編成(一部4両・6両編成有り) 1時間に1本程度

●例えば、11:32(発)郡山行きに乗り換える場合

宇都宮10:37(発)黒磯11:27(着)の電車では、
ある程度郡山行きの電車の座席が埋まってしまっているため、
乗り換え後座れない場合もあります。

そこで、確実に座りたい場合は
宇都宮10:11(発)黒磯11:01(着)の電車で黒磯に行き、
ホームで郡山行きの電車に待つようにします。

 

■高崎線・上越線高崎から水上方面行きに乗り換える場合

上野~高崎…E231系・211系10両編成(途中まで15両編成) 1時間に4本程度
      ↓
高崎~水上…115系・107系3~4両編成(一部6両編成有り) 1時間に1本程度

●例えば、12:22(発)水上行きに乗り換える場合

上野10:30(発)高崎12:18(着)の電車では、
ある程度水上行きの電車の座席が埋まってしまっているため、
乗り換え後座れない場合もあります。

そこで、確実に座りたい場合は
湘南新宿ライン経由特別快速平塚9:10(発)高崎11:58(着)の電車か
上野9:50(発)高崎11:41(着)の電車で高崎に行き、
ホームで水上行きの電車に待つようにします。

 

■中央本線(中央西線)中津川から木曽福島・塩尻・松本方面行きに乗り換える場合

名古屋~中津川…313系・211系6~8両編成(時間帯によっては9両以上有り) 1時間に2本程度
      ↓
中津川~塩尻(松本行き)…313系2両編成(一部115系3両編成有り) 2~3時間に1本程度

※中津川~坂下や中津川~南木曽などの区間運転は省く

●例えば、10:10(発)松本行きに乗り換える場合

平日・休日によってダイヤが異なりますが、
名古屋8:36(発)中津川10:07(着)の電車では、
ある程度松本行きの電車の座席が埋まってしまっているため、
乗り換え後座れない場合もあります。

そこで、確実に座りたい場合は
快速名古屋8:31(発)中津川9:45(着)の電車で中津川に行き、
ホームで中津川行きの電車に待つようにします。

 

他にもたくさんこの条件に該当するものがありますので、
これを参考に時刻表等で調べてみてください。

あと、東海道線熱海から沼津・静岡・浜松方面に乗り換える場合も
東京~熱海は10~15両編成ですが、
熱海~静岡・島田・浜松は3両編成(一部5~6両編成有り)と車両数は激減して混雑することから、
この条件に該当します。

しかし、静岡地区は1時間に3本程度は走っていて電車の本数はあるので、
目的地が電車の本数の多いところであれば、座れなくても1本遅らせればいいだけですので、
東海道線はそこまで乗り換えを意識しなくてもよいと思います。

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